こんにちは、YUMIです。
今回は「眉毛」です。
【自分に合った黄金比で描く】眉毛の基本の書き方
【今回の記事の内容です】
・人の数だけ骨格は違うからこそ「自分に合った黄金比」を知る
・書きすぎは顔が古くなる、自分の毛のように書く書き方
・付属のブラシを使わない
・完璧にかかない、毛の足りないところを書き足す
・左右のチェックは三分割して確認
今回はメイクで最も難しい「眉毛」です。
私たちヘアメイクも
眉毛は難しいと感じるパーツです。
眉毛は顔の印象も変える大切なパーツ。しっかりと基本を押さえましょう
【今回の記事はこんな方にお勧めです】
・自分にあった眉毛って?
・うまく書けない
・ついしっかり描く
・今はやりの眉が書きたい
・1つのアイテムで描きがち
コツをつかむまでは難しいからこそ
次のことに注意もしましょう。
【眉を書くときやってはいけないこと3選】
・平行眉が流行、といってもきちんと「眉山」は書く
・必要以上に毛を剃ったり処理しない
・頑張って書きすぎない
以上のことを踏まえて、まずはやってほしいことは
「自分に合った眉毛の黄金比」を知ること
その認識が変わるだけでも違ってきます。
ではよく聞く一般的な「黄金比」ではない正しい位置の確認方法から
お伝えしていきます
骨格は十人十色、年々変化するからこそ自分の眉毛の正しい黄金比を知る
※写真
私たちは年齢も顔かたちもそれぞれ違います。
そして加齢とともに、お顔や体形は変化をします。
この「自分に合った黄金比」を知ることで、
この先年齢を重ねても
ご自身の骨格に合った眉毛の位置取りが出来ます。
※眉毛のパーツのせつめいの写真
※その①:眉頭は「ノーズラインのカーブの延長線上」にとる
眉頭はノーズラインの延長線につながっています。
鼻筋を触ると左右に骨を触ることが出来ます。
そのまま眉毛の方向に、指を進めていくとちょうど眉頭の手前あたりで
ノーズラインはカーブを描きます。
目安は「カーブを曲がった手前」あたりから眉頭の位置を取ります。
眉毛の毛は上向きに生えているため、スクリューブラシで
整えた後に、毛の流れに沿って書いていきましょう。
※写真入れる
※
その②:眉山は「頬骨の一番高い場所から上に延長した場所にとります。
お顔は正面からみた顔と側面から見たお顔(横顔)でなりたちます。
頬船の一番高い場所が分岐点となり正面と横顔として
奥へ広がる場所です。
頬骨の一番高い延長線上に眉山の位置を取ります。
確認したら毛の流れに沿って書いていきます。
【眉山は気持ち「少し外側に書くこと」が必要な方】
・エラが張っている
・しもぶくれや頬骨の下がってる方
・エイジレス世代の方
眉山は気持ち「少し外側に書くこと」というのは
お顔の形の骨格が正面顔の面積が広めなため、
眉山を少し外側に描くことでお顔が引き締まって見えます。
またエイジレス世代の方は、なぜ同じようにするかというと
「たるみ」でフェイスラインの余白が増える年代のためです。
このやり方でやれば心配ありませんので、ぐっと大幅に外側ではなく「少し外側」を意識しましょう。
その③:眉尻は耳の付け根を目指してストロークする
※写真
眉頭より下がらないように!!
眉尻を下げて書かないように
位置を確認したら実際に書いていきます。
基本的な書き方
実際に書き方の説明です。順番を追って一緒に練習しましょう!!
※写真①スクリューブラシで毛の流れを整える。
きちんと毛の流れを整えると書きやすいため、必ず整える。
鏡を見てここで毛の流れが足りなくてへこんでるところ、毛のない場所
毛の沢山ある場所を確認する。確認出来たら実際に書いていきます。
②足りないところを少し書きたし大まかに描く
※写真
まずはパウダーでなぞるように書きます。
毛のある方はない場所から書いていく。
毛ない方は、おおまかな眉毛のフォルムをここで作ります。
パウダーで乗せすぎないようになぞる程度に書きましょう。
③ペンシルで毛の流れに沿って「毛を書くようにかきたす」
写真※
※眉毛の生えてない方は同じやり方でリキッドを使う。
今は「毛が生えてるかのように描く」のがトレンドです。
眉頭から眉山にかけては毛は「上向き」に生えています
眉山を起点に「毛は下向き」に生えていてその流れに沿って
毛を足りない場所に一本一本書いていきます。
決して隙間を埋めるように書かなくても
生えてるような眉毛になってきます。
④片方6割かいたら、もう片方書きましょう。完璧に一度に書かない
※写真
片方が6割ほどかけたら、もう片方を同じように描きましょう。
一度に完璧に描くと、もう片方を合わせた書かないといけなくなり
かえって左右差ができ上手く書けません。
そして左右差が中々いつも上手く出来ない方は
鏡を見て眉が何だか変だなっていう場合は、
原因は「眉頭」の入り方や濃さが原因です。
スムーズに左右差をなくす書き方は「眉毛を三等分」して
鏡をみてチェックしていきましょう。
眉毛の左右差のチェック
①眉頭をチェック、左右差の濃さをみてまずは眉頭の部分にだけ左右併せる。
●チェックポイント●
・左右の書き始めは一緒の角度ですか?
・同じ高さ・濃さになってますか?
・濃い場合はスクリューブラシでぼかす
・書き足すときは毛の流れに沿って、1本づつ毛を書くようにするとベスト!!
②眉頭がOKなら中間から眉山までを確認する
●チェックポイント●
・眉山は筋肉の癖で上がるかたは「目の見開くこと」であがるため
少し目の力をぬいて鏡を見ましょう。
・頬骨の一番高い位置の延長に眉山はありますか?
・毛流れがあるか、眉山は左右高さはあっているか左右を比べます。
・濃くなってる場合はスクリューブラシでぼかす
③最後に眉尻のみ確認してから全体を確認します。
●チェックポイント●
・眉山~眉尻にかけて耳の付け根に向かって書いてますか?
・眉頭より眉尻は下がっていないですか
・最後にバランスを見て、太さ・左右差・濃さを全体にチェック
こうして1つの眉を三分割で確認することで
目の確認する際に見る範囲が狭くなります。
その方が沢山視界に情報が入ってこないため
確認がスムーズになります。
少しづつ見て最後に全体を見た方が
よく見えてきます。
なれるまではこの方法で左右差を確認すると、段々となくなって
上手にかけてきます。
【うまくかけるポイントのおさらい】
・隙間があるように書くと「生えてるように見える」
・毛のない方ペンシルで着色しない方は
リキッドで描く(同じ書き方)
・必要な方は眉マスカラを「毛だまり」のところにだけつける
(眉マスカラも目のマスカラと同じで、毛にボリュームが出ます。
全体ではなく毛だまりの部分でなじむ)
【意外にやっている人多数】眉を書くときやってはいけないこと
流行や好みによって、時代を彩る眉毛ですが
あまりにも極端な場合は、お顔が大きく見えたり
立体感のない顔つきに実はなっています。
そこで、実は意外にやっている人が多い
やってはいけないことを挙げてみました。
必要以上に毛を剃ったり処理しない
現在平行眉の流行で特に若い子に多いのが必要な部分の「眉山」を削りすぎること。
書いていない元の眉の形が
「はの字」眉になっていて結局そこを書き足すことが、7割くらい現場で多いのが現状です。
皆さん眉山の毛だまりがいやで処理しているのですが、なくしすぎています。
ではなぜ必要以上に沿ったり削ってはいけないか・・・を解説します。
【大変!】眉山がないことで顔が大きく見えてますよ!!
お顔は「正面から見た顔」頬骨を分岐点として
「横顔(側面顔)」になります。
極端な話ですが、眉山がまっすぐすぎる眉を書くことは
お顔の分岐点がないため「正面の範囲が広くなる」ため
立体感がありません。
横広がりになる為、お顔の小さい方はいいのですが
立体感もなく顔の幅も大きく見える。いいことなしです。
眉山の毛の生え方が嫌な点も理解できますが
必要以上ににけずらないことは大切です。
平行眉がはやりといってもきちんと「眉山」は書く
お顔は頬骨を分岐点とし、正面から見た顔・横顔とあります。
眉山がない状態は顔にメリハリもなくなり
本来は立体感があると小さく見えるお顔が
大きく広がって見えます。
普段の癖でまっすく書きがちな方は平行ながらも眉山を
きちんととるようにすると、お顔の印象が変わってきますよ
立体感が出て顔も締まって
若い方は小顔に、大人はフェイスラインがすっきり見えます。
頑張って書きすぎない。
上手に描ける方と、毛がない方に多いのが
つい仕上がりがべたっと描き過ぎてしまうことです。
まずは鏡で顔全体を顔を観察しましょう。
鏡は顔全体を映る方がいい理由は
小さい鏡でパーツごとに見て仕上げると
全体を確認した際にそこに集中しすぎて
やり過ぎ感がでます。
お顔全体が確認できる鏡できちんと見ながら
やればうまくいきます。
また毛のない方もつい埋めたくなりますが
今回お伝えした「毛を一本づつ書くように描く」と
すごく自然にかけます
ペンシルでもリキッドでも同じです。
ふわっと自然な眉毛を書くには頑張って埋めるように書かないことが
ポイントです。
付属のブラシで描かない
アイブローパウダーに付属のブラシも、今はいいものがありますが
本当に上手期描きたい場合は
アイブローブラシを購入しましょう。
道具が変わると、うそのように書きやすくなります。
ブラシも柄の長いのも・短いもの。
毛の部分が大きいもの・小さいもの。
使う人の好みがはっきり分かれるため
実際に店頭へ行って触ってみたりしながら、検討ください。
本当に描きやすくなりますよ。
まとめ:お顔の要である眉毛は練習あるのみ
ヘアメイクである私たちは、お客様やモデルさんの方自分以外の方に書く
為、人それぞれ違う骨格にも合わせて書くため
かなり練習が必要でした。
やり始めは自分の眉毛もかけなかったことは
皆さんと変わりません。
のりで張り付けたような眉毛にはじめはなりました。
そして一般的な黄金比ではない方法をおつたえした最大の理由は
人は年齢と共に骨格はバランスは変わるからです。
目の離れた人・近い人
頬の上がってる人・下がってる人
顔が丸い人・張ってる人
顔は十人十色です。
このやり方はその方の骨格に沿ってできるため
いくつになってもこの「黄金比」のとり方で
今後どんな眉毛が流行してもきれいに描けます
骨格に合った眉は、小顔効果があり立体感が出ます。
これが練習していけば毎日見る自分の顔なので
必ずできるようななりますので、ぜひチャレンジしてください。
次回は基本のアイシャドー。
魅力的なアイシャドウの基本的な入れ方を紹介します。