こんにちは!YUMIです。
コンシーラーを使っているにもかかわらず
シミやクマが隠れない。
それって、コンシーラーの使い方・・・
間違っているかもですよ?
今回はヘアメイクが伝授する
「クマ」「シミ」の隠し方。
まず、シミやクマの種類をチェック!!
鏡を見ながら「自分はどのタイプ」か確認しましょう。
クマは3種類
出典:品川美容外科
クマの種類は3種類あります。
- たるみによる影・・黒クマ
- 血行不良が原因・・青クマ
- 色素沈着が原因・・茶クマ
では 、この3種類の詳しい特徴をそれぞれ
見ていきましょう。
黒クマ:それはクマというより「たるみの影」
引用:キレイセア
私自身も三日月型で「柿ピー」のような形の
影が目の下にあります。
加齢によって目のまわりの眼輪筋などの筋力が低下し、
コラーゲンの減少などで肌のハリが失われること。
また目の下にふくらみがある場合、
皮膚のたるんでいる部分が影のようになり、
黒クマが目立ちやすいことも特徴です。
たるみの度合いによっては、コンシーラーでは
影の色を消す事は出来ても
たるみそのもの自体なだらかに見せるのが
メイクや化粧品では難しくなってきます。
黒クマの特徴は
顔を上に向け、顔の正面に鏡をもってきたときにクマが薄くなる、
または消える場合には黒クマの可能性大!!
青クマ:血行不良・スマホやPC等目の酷使でも起こる
引用:キレイセア
血行不良によって青黒っぽく見えるのが特徴です。
パソコンやスマホを長時間使用して目を酷使する。
寝不足、疲れ、運動不足などによって生じるといわれています。
目尻を下に引っ張ったとき、クマの色が少し薄くなった場合、
青クマの可能性が高いです。
茶クマ:色素沈着が定着してしまったら消えないクマ
引用:キレイセア
色素沈着によって茶色くくすんで見えている状態。
メラニンによる色素沈着が主な原因です。
目のまわりの皮膚の非常に薄いため、
刺激や紫外線、乾燥に弱い。
そのため、クレンジングで目をゴシゴシこすることや
目元の保湿不足なども茶クマができる原因の1つ。
またメラニンはターンオーバーにより自然と剥がれ落ちます。
なんらかの原因でターンオーバーのサイクルが乱れ
メラニンが蓄積し続けると
色素沈着が進行して茶クマが目立ちやすくなると考えられます。
目尻を下に引っ張ったとき、皮膚と一緒にクマが移動した場合
茶クマの可能性が高いです。
シミは大きく分け4種類
シミは作らないのが1番ですが、そうは言っても
顔に出てきたものはスキンケアは勿論
自然にカバーしたいもの。
まずはシミの特徴から確認していきましょう。
光老化のシミ・・老人性色素班
比較的丸くくっきりしたシミが「老人性色素斑」。
紫外線を浴び続けての光老化でできるシミで、
年齢を重ねるほど色が濃くなったり、大きくなったりするのが特徴。
若い頃に日焼けした人ほどできやすく、
早い人では10代から。
年月とともに少し厚みが出てくる老人性疣贅
(脂漏性角化症:年寄りイボと呼ばれる盛り上がった形状のシミ)
の初期症状の場合もあります。
お顔だけでなく手の甲にもよくみられ、
腕や脚にも多発する方もいます。
ホルモンバランスの崩れ・・肝斑
頬の高い位置などに比較的左右対称で現れる網状のシミ。
場合によっては老人性色素班と区別が難しい場合、
頬全体あるいは額や口元など広範囲にみられる場合もあります。
30代後半からできる方が多く、紫外線、摩擦、
女性ホルモンのバランスの乱れ、
ストレス、タバコなどで増悪しやすい慢性の疾患。
ニキビ跡・虫刺されの跡・・炎症性色素沈着
ニキビや傷、虫刺され、かぶれ、湿疹、やけどなどの炎症が原因。
黄色人種である日本人は、黒色メラニンが多いため、
炎症後色素沈着が目立ちやすい肌質。
肌に炎症が起きたとき、黒色メラニンを作り出す
メラノサイトが刺激されて黒色メラニンが生成されます。
その黒色メラニンが正常に排出されず、
肌に残ってしまったものがシミとなってあらわれます。
肌の炎症が治まって赤みがひいた後にシミがあらわれます。
ニキビを潰した跡はシミになることが多く、
紫外線にあたると色素沈着をおこしやすい
ので注意が必要です。
遺伝性で色白さんに多い・・そばかす(雀卵斑)
鼻のまわりを中心に左右対称に両頬や額や上まぶたなどに
広範囲に小さい斑点が多数現れるのが「そばかす」です。
遺伝的な要因で発生し
色白の方は子供のころからあることも多いのが特徴。
年々生活紫外線とともに
色が濃く少し大きくなることが多い。
雀の卵殻に似ているため
正式名は雀卵斑(じゃくらんはん)といいます。
では、ここからは実際に目の下や
頬のシミを消していきます。
一緒にやってみましょう!!
目の下編:範囲と濃さを確認する
【今回使用するもの】
・4色入りのコンシーラー
・ブラシ
まずは、目の下の影をチェック。下地やファンデーション
の後に使用します。
パウダーファンデーションを使用する方は
下地の後コンシーラーです。(やり方は同じ)
※写真
まずは私の顔で確認します。
私は正面から見るとハの字に影が出来てます。
隠したいところはこの影の「黒く見える場所」ここだけ!!
場所を確認して、入れるところを理解してやりましょう。
目の下編:全部隠すのではなく狙うのはココ!!
※写真
目の下の影の比較写真を見てください。
1番へこんでいる下のところを隠してみました。
個々のいわゆる「しっぽ」に当たる部分を隠しただけで
目の下の印象って変わりませんか?
ではいったんここを狙って実際に付けていきます。
※写真
40代以降の方のたるみによる影は、分かりやすく言うと
皮膚が下がって凹っと出てへこんでいる。そこが影。
出ている場所には光が当たるため、尚更下は影が出来る。
そこの影になった部分を狙うといいんです。
全部に塗ると、単なる「厚塗り」
1番影の部分を消してみました
※写真
もうこれだけでいいんです。
目の下編③:色で消した後、肌色となじませる
※私は健康色と言われる肌は褐色よりのオリーブ肌です。
色が白い方は、くすみを消すオレンジや赤み系の色より
肌色が明るい方もいると思います。
その場合は色で影を消した後に
肌色合わせにうっすらと重ねます。
「ベールをまとうように」ですね。
周りを軽やかに「トントン」する
色味で消した後の場所に、肌色に近い色の
コンシーラーを取ります。
※チップ型に方・筆タイプの方は
チップは良くしごく、筆タイプの方も一旦コンシーラーを
手の甲で分量や部でとよくなじませてからつけますよ!
色味で消した「周りにだけ」明るい色で囲みます。
そのまらりからブラシでぼかします。
「軽くトントン」です。めちゃくちゃ軽くです!!
そうすると不思議と色で消した部分となじみます。
かなり濃いくすみでしっかり消した方は薄く上からも
影の消した部分にだけつけて
同じような「なじませるように」してください。
※写真
左右やるとこんな感じ
この後パウダーやハイライトをのせるため
これ以上やらなくてもOK
実際に実践してみましょう!!
ではここからは頬のシミ。
今回はよく私も現場で聞かれる「チークゾーンにあって
チーク付けたら浮いてくる」
この悩みの解決です。
やり方は他の部分でも手順は同じ。
ぜひ確認してみましょう!!
頬のシミ:ヘアメイクでも指ではぼかせない
先にコンシーラーをつけて消してて
時間が経つと浮いてくること。
そしてチークをつけると、黒く透ける事。
これは誰もが経験したことがあるはず。
シミを消すとき(目の下のクマも)
「平たいブラシ」を使うのがおすすめ!!
シミのある人は買う!!笑
メイクが下手な人は尚更買う!!
指でやると「指跡」だけついて消えないんです。
なので、形状が「平たいのも」を選びます。
人によっては大きいもの。小さいヘッドのほうが使いやすいなどは
あるので、ご自身の使いやすものを選びましょう。
※写真ブラシの紹介
その①:コンシーラーは薄く置く
シミのある場所にダイレクトに置きます。
その際特にチップ付きの方は
キャップから外した後「扱く」事を
忘れずに!!
出してそのまま使うと、めちゃくちゃ量は多いです。
その②:軽ーく!トントンするだけ。擦らない
その後は、ブラシで軽く、トントンしていきます。
凄く軽くトントンです。
そうすると、あら不思議!!
しっかり消えるんです。
コンシーラーをのせたところは
このようにやると、シミも肝斑も消えます。
頬のシミ④:先に塗るものを〇〇に変える・・・
※写真
もう一つ、頬の目立つ場所に合って、チークをすると
下からシミ透ける人は
先に「練りチーク」を仕込む。
パウダーより練りのほうが密着します。
先にチークゾーンに練りチークを入れて
シミの部分はコンシーラーをのせ
ブラシでトントンする。
チークで血色が入るため、補色でシミの見え方が
軽減。
コンシーラーで消した後に、パウダーチークを
ふわっと乗せると、シミはなかったことになり
チークしても下からシミが透けなくなりますよ!!
それでも消えないときはココをチェック!!
※そうは言ってもなかなかカバーリングが上手くいかない
そんな時はココをチェック!
①下地の時点で目の周りのくすみ、お顔全体のくすみ。ちゃんと取れてますか?
②コンシーラーだけで全部消そうって広範囲に塗ってないですか?
③そもそも色味は合っていますか?
④目の周りやシミは乾燥しやすい。メイク前の保湿は十分ですか?
⑤メイクがうまく出来ない人ほど道具を使おう!
では各項目詳細をお伝えしますね。
ポイント①:下地でくすみ感を取っているか
顔の広い部分は人は気にする。でも意外と肌悩みが無くなってない
原因は細かい場所がカバーできていない。
目の下・瞼も上。特に目のきわまできちんとくすみとってますか?
目じりも「しずく状」にくすんでいるんです。
鼻の下・ほうれい線。
口回り。
案外細かい部分もきちんとする事と
シミとか関係あるの?って思いますがあるんです。
きちんと下地で綺麗な肌にするだけで
コンシーラーとファンデーションの「使う量」が
少なくなるんです。
カバーするというより「もう少し気になるから」と
使うのでは仕上がりは違います。
細かい部分もきちんとできているか
下地の塗り忘れもないかメイクするとき意識しましょう。
ポイント②:全部何とかしようはどのアイテムでもNG
コンシーラーもファンデーションでも
1つのアイテムで全部塗っておいたら何とかなるは
何ともならないんです笑
下地もざっと、ファンデーションもサッと塗って
シミはコンシーラーでたっぷりカバー。
これじゃ本来の肌悩みはメイクが完成しても
無くなりません。
特にコンシーラーは「必要な部分に付ける」ことで
肌にも透明感も出せるし、若見えします。
そして薄くです。そうすると塗り重ねても
厚くはなりません。
ポイント③:肌色や影の色味の補正に必要な色があるか
※写真
私は冒頭でも申したように「褐色肌寄り」
そんな私が、目の下は明るくした方が
ハイライト効果もあるし、なんか明るくしたらいいかも♡
そうなると肌色より明るすぎる色を一気に付けると
目の下はグレーになります。
影を消すにはオレンジや肌色でも少し
赤みが入ったような色味。
そして肌色に合ったものをきちんと選びましょう。
ポイント④:メイクする前はしっかり保湿、表面サラサラ
きちんと肌に化粧水と乳液をして、水分油分のバランスを取って
肌はしっとり。
そして肌表面はしっかりスキンケアをなじませる。
水分油分が表面に残っていると
ずるずるして密着しません。
シミのある部分・目の下は乾燥しやすいのです。
メイク前にはきちんと保湿しているか
表面はしっかりサラサラか
確認しましょう。
ポイント⑤:道具というつーつをふんだんに使う
※
メイクが下手な方ほど「道具を使う事」をおすすめ・・・
というか、使った方がいいです。
うまく出来ないからこそツールは使った方がいいです。
特にコンシーラーはヘアメイクの私でも
上手くぼかせません。
メイクがうまくいくことは時短にもなり
また化粧くずれも結果的になります。
難しそうと思わずどんどん使ってみましょう
まとめ:コンシーラーは魔法のツール
実はコンシーラーはカバーするのが目的ではなく
本来は「顔の凹凸」を作れるツール。
目の下の黒クマはまさにそうですね。
へこみの影を色で消すとなだらかになる。
自分にとっては欠点と思う場所のカバーも出来るし
慣れてくるとハイライト代わりにもいろんな使い方が出来
ベースメイクのメリハリも出せます。
魔法のツールです。
まずは、目の下・頬のカバーリングから
トライしてみてください。
一生懸命隠そうとすると、どんどん頑張ってる感も
不思議と顔に出てくるんです!
隠し事って・・・すぐバレますよね・・何事も(笑)
厚塗り感を卒業するだけで印象は
「マイナス5歳」肌になります。
今まで頑張って気にしていた方ほど「薄くて大丈夫?」
と不安かもしれませんが
勇気を持ってトライしてみてください!
その勇気がお顔の印象がグッと変わってきますよ♡